
最初から最後まで淡々とした流れのため、ともすればうとうとししそうになりましたがおもしろく観ることはできました。
これが事実というのだから驚くどころじゃありません。それもすぐにバレて捕まったわけではなく、23年もの間ずっとバレることなく機密国家に値する母国の情報等を売っていたというのだから凄い。よくもまあここまで捕まらなかったと思うのですが、それだけ彼が優秀だったということなのでしょうね。とても皮肉なことですが。
優秀かつ真面目でありながら性的倒錯者でもあるロバート。そんな彼を上司の命令で見張らなければいけなくなったオニール。ロバートが二重スパイでなければ案外いい関係の上司と部下になれたかなと思います。最初のほうでオニールがロバートに対して好感を持ちますが、そうなってもいいほどにロバートはあまり嫌なタイプの人ではありませんでした。ちょっと偏屈で気難しそうではありましたけど。
ただそれは仮の姿というか偽りの姿だったんですよね。長い間同僚たちを騙しFBIを騙し、ロシアに情報を売り続けていた彼だけに自分を偽ることは簡単だったんでしょうしオニールをも騙すことは簡単だったんではないかと思います。
見張る側と見張られる側、どちらの立場であってもとても嫌なものですね。精神的にかなり参ってしまいそうです。